理事長挨拶

理事長挨拶

■ごあいさつ

私の始めて海外渡航は自分のコミュニケーション力に不安を抱きながらの孤独なスタートであった事を今でも鮮明に記憶しております。

あまりにも準備不足な外国語の知識、はっきりとできない意思表示、そしていろいろな日本から持ち込んだ甘えた考え、これらが原因で海外ではうまくいかないことも多く、時には涙し、情けなさを感じ、弱音を言いながら日本に電話する日々が続きました。

幼き頃より異文化に興味を持っていた私は「この好奇心さえあれば海外生活の全てはきっとうまくいく!何とかなる」と自信満々での出発でしたが、その自信は到着後、瞬間に崩れ、異文化の中で生活する事の現実や自分の甘さを身に沁みて感じさせられました。

時間の経過とともに海外の人々から力添え頂いている自分、完全ではないけれども海外のライフスタイルにも慣れ、地に足を付け生活している自分、失いかけていた自信、異文化への熱き好奇心が再び沸き始めている自分、そして日本から持ち込んだ甘い考えが少なくなり、異文化の環境に適応しつつある自分に“気づく機会“がありました。

先述は過去の私の海外経験におけるほんの小さな物語、その時の心を描写したものですが、きっとこれら良きも悪きも海外で経験せざるを得ない心の移り変わりは、きっと将来、皆さんにとっても国際社会で活躍するために通るべくしてある大切な"最初のステップ(過程)"となるものであると考えます。

この道を歩んできた人々がその経験を次に伝承してゆき、"異文化における気づきの場面"を語ることこそが、真の異文化理解、しいては国際平和の礎に繋がる大切なこと、国際社会、地域社会への貢献と使命であると考えます。

青少年異文化交流推進協会は、そんな想いをした仲間達と一緒にスタートした団体です。現在は日本国内外の多くの方々からの賛同と協力を得て、現在に至っております。

異文化と向き合いながら孤軍奮闘している「皆さんの後姿」を自分自身の過去を振り返りながら、暖かく応援し見てゆくことが我々にとっての最高の喜びと使命です。


特定非営利活動法人「青少年異文化交流推進協会」


理事長 浜砂 順一郎

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