アメリカ高校交換留学(Q&A)

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- アメリカ高校交換留学プログラム Q&A
- ●留学中の一年間は、日本の在籍校ではどのような扱いになるのですか?
- ●大学受験を考えると迷ってしまいます
- ●交換留学はなぜ私費留学よりも費用が安いのですか?
- ●アメリカ高校交換留学プログラム費用は何に充当されているのですか?
- ●おこづかいや渡航費用など、留学費用に含まれない費用はいくらぐらい必要ですか?
- ●渡航のための航空券は自分で購入しなければならないのですか?
- ●交換留学の「交換」とはどういう意味ですか?
- ●就学する州や都市、あるいはホストファミリーの人種や家族構成など 希望は出せますか?
- ●英語に慣れるまでには、どのくらいの時間がかかりますか?
- ●留学期間中、日本の保護者や友人、知人が現地を訪問することはできますか?
- ●米国受入奨学財団の現地での役目は何ですか?
アメリカ高校交換留学プログラム Q&A
●留学中の一年間は、日本の在籍校ではどのような扱いになるのですか?
文部科学省では、「校長は、留学を許可した生徒については、外国の高等学校における履修を、
36単位を超えない範囲で単位の修得を認定することができる」と定めています。
単位認定については、日本の各高校の判断によりますので、各自で在籍校に確認しましょう。
●大学受験を考えると迷ってしまいます
1学年間、日本の授業の進め方とは異なる文化の中で過ごすことにより、
帰国後、日本の授業について行けるだろうかと不安を感じる参加者もいるかもしれませんが、
出発前から帰国後の進路について真剣に取り組むことにより、これまでの参加者も帰国後、
問題なく日本の高校に復帰、大学受験に臨んでいます。
また日本の高校を卒業後、海外の大学への進学を希望している場合、
高校時代の留学体験が後の大学留学のウォーミングアップとなり有利といわれています。
●交換留学はなぜ私費留学よりも費用が安いのですか?
私費留学は私立高校への留学が中心。
参加者の目的や学力、経済力など、自分の希望にかなった高校に留学することが可能で、
学費や滞在費は有料です。
一方、交換留学は、異文化交流、国際理解、相互理解の促進が主旨であり、
公立高校への留学となります。
米国連邦政府、国務省の承認を受けた米国受入奨学財団により選定された公立高校に授業料免除にて通学、
そして米国受入奨学財団の協力要請を受けたホストファミリーが金銭的、物理的報酬を受けず、
ボランティアで留学生の受入に協力してくれている交換留学は、
これらの理由から私費留学よりも費用は安くなっています。
●アメリカ高校交換留学プログラム費用は何に充当されているのですか?
参加にあたりお支払いいただくアメリカ高校交換留学プログラム費用は、
出願から帰国までの米国受入奨学財団によるアメリカ高校交換留学プログラムの運営・管理費用、
そしてIYEOによる出願から帰国までの参加者・保護者のサポート、留学準備、出発前オリエンテーション運営・管理諸費用、
IYEO各地担当相談デスクにおける普及啓発業務等に充当されます。
●おこづかいや渡航費用など、留学費用に含まれない費用はいくらぐらい必要ですか?
個人差はありますが、交流訪問者(J-1)ビザ取得費用や渡航費用に加えて、
日常のお小遣いやクリスマスやお誕生日のプレゼント代、
米国受入奨学財団やローカルコーディネーター主催の、
あるいはホストファミリーとの小旅行参加費用、海外留学生保険料など合わせると
別途60~80万円ぐらいが必要となるでしょう。
●渡航のための航空券は自分で購入しなければならないのですか?
渡航のための航空券は、アメリカ高校交換留学プログラムの行程管理上、
かつアメリカ高校交換留学プログラム参加主旨の徹底を諮るため、
当協会が指定する出発日ならびに条件にて購入いただく必要があります。
必ず事前にIYEO各地担当相談デスクに詳細をご確認、ご相談のうえ、
帰国日の変更が可能な1年有効国際線往復航空券をご購入ください。
航空会社等によるエスコートサービスを利用できる場合もあります。
●交換留学の「交換」とはどういう意味ですか?
交換留学の「交換」とは、「日本とアメリカ(国同士)の文化や考え方を交換する」という
アメリカ高校交換留学の本来の目的を意味しており、
交換留学生として日本からアメリカへ留学する代わりに、
相手国アメリカからの留学生を受入れなければならないということではありません。
●就学する州や都市、あるいはホストファミリーの人種や家族構成など
希望は出せますか?
ホストファミリーならびに就学校は、参加者が提出した米国受入奨学財団英文出願書類に基づき、
米国受入奨学財団によりアラスカ州・ハワイ州を除いた全米から選定、決定されます。
参加者が希望地、その他の条件を指定することはできません。
●英語に慣れるまでには、どのくらいの時間がかかりますか?
過去の参加者の多くが「出発後3ヶ月ぐらいで英語が急に聞きとれるようになった。」と話しています。
先生や友達が話していることが聞き取れない。宿題やレポートをこなしきれないなど、
留学生活のスタートは簡単ではありませんが、参加者の努力や、周りの人々(ホストファミリーや
ローカルコーディネーター)に支えられながら、徐々に生活にも慣れていきます。
個人差はありますが、渡米して数ヶ月経つ頃にはハロウィンやサンクスギビング等の集まりもあり、
ホストファミリーや友達と楽しい時間を過ごせるになるようです。
●留学期間中、日本の保護者や友人、知人が現地を訪問することはできますか?
留学期間中はホストファミリーに保護者役をおまかせする気持ちが大切です。
参加者が就学校あるいはホストファミリーとの日常生活に適応しようと努力している過程で、
日本の保護者や友人、知人が現地を訪問することにより、ホストファミリーとの生活に溶け込む妨げ
となったり、ホームシックの原因ともなるため、
日本の保護者や友人、知人の就学地訪問はご遠慮いただいております。
●米国受入奨学財団の現地での役目は何ですか?
米国受入奨学財団は、参加者とホストファミリーとの生活に密接に関わりを持つ
「ローカルコーディネーター」を全米各地に配置しています。
ローカルコーディネーターは、就学地にて、参加者やホストファミリーの相談役であるとともに、
ホストファミリー、就学校と定期的に連絡を取り、参加者の就学状況を見守り、
米国受入奨学財団本部に報告します。
ローカルコーディネーターを地域ごとに統括管理するのが「リジョナルディレクター」です。
リジョナルディレクターは、ローカルコーディネーターと連絡を取りながら、
プログラムの進行状況を確認しています。
そしてプログラム運営全てを統括しているのが米国受入奨学財団本部です。